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20年目のファイナル~清水エスパルス対鹿島アントラーズ
カテゴリ: ナビスコカップ / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
20年目を迎えたナビスコカップ決勝。
清水エスパルスと2連覇をねらう鹿島アントラーズの一戦。
リーグ戦では対局にある2チーム。清水は3位争いに加わっているのに対し、鹿島は残留争いに巻き込まれている。しかし、一発勝負のトーナメント。鹿島は、ここまでナビスコカップでは、リーグ戦とは違った安定性を見せている。
どちらが勝つのか。

主審は家本政明さん。


~ 両チームの特性そのままに
 若さあふれる清水。積極的に行く。しかし、少し知に足がついていないか、いつもよりもバタバタしている感がある。
 鹿島は、落ち着いてうけている感じ。チャンスとなれば一気に行く雰囲気がある。

 前半14分、高木のダイレクトのボレーがゴールを遅うが、味方のブラインドにもかかわらず、曽ヶ端がよくバウンドにあわせてセーブした。
 清水としては、形をきっちりとつくっている鹿島の主部を崩すためにもサイドを広く使う、ないしは個の力での突破という手段を使うことになる。後者の点でいえば、このシーンで初めてピッチを広く使えたことになる。
 個人技となると少し難しいか。一人目が駄目なときのケアがきちんとされている。単純には鹿島の守備は崩せないだろう。

 清水は、攻撃が単調になっている分、鹿島が対応しやすい状況になっている。清水が攻めている構図にみえるが攻めさせられている構図との見方もできる。


~ 勝負は後半へ
 後半からドゥトラを投入してきた鹿島。攻撃へのメッセージだ。
 ドゥトラが入ったことで鹿島の攻撃が縦に早くなった。清水のディフェンスの対応が少し遅れているのが気になる。
 いずれにせよ、これで試合は動きそうだ。
 試合の展開は早くなってきた。鹿島がバランスを崩したことが両チームにスイッチを入れた。

 後半26分、試合はとうとう動いた。清水のコーナーからの鹿島のカウンター。早い展開でまわされたボールにエリア内に入ってきたのは、柴崎。抜けられそうになったところをたまらず李記帝が倒してしまい、PK。
 これを柴崎がそのまま決めて鹿島が待望の先制。

 その後のコーナーキック。ボールがかかわったプレーではなく、ポジション争いで鹿島のファールをとってPK。どこのプレーだったのかは正直わからない。
 青木にイエローがでたところをみると青木のファールなのだろうが、そうなるとますますわからない。八反田を押さえつけたという判定だろうか。これだとすると厳しすぎる。
 このPKを大前が決めて同点。う~ん。主審が判定した以上仕方ないが、鹿島のサポーターとしては家本さんだけに、という思いもあるだろう。家本さんは、プロフェッショナルレフェリーだが、見ている側の信頼を得ているとは言い難いのが正直なところ。

  
~ 勝負は延長へ
 前後半では勝負はつかなかった。 
 
 延長前半3分、この試合、2度目の躍動をみせたのは柴崎岳。
 西からの縦へのボール、トラップが大きくなったかと思った柴崎のプレー。しかし、そのボールに抜けていった柴崎がそのまま豪快にけり込み、勝ち越し点。ディフェンスを切り離すためにはいているスペースにボールをコントロールしたということなのだろうが、なかなかできるプレーではない。抜かれたヨンアピンは痛恨だろう。

 前がかりになろうとする清水に対し、鹿島が効果的なカウンターで対応するという展開。気持ちがはやるのはカップ戦ならではだろう。
 瀬沼をいれて前線に高さをつくるが、結局効果的に活かせないままに試合は終了した。
 
 
~ 16冠 …鹿島
 ナビスコカップ連覇、そして5度目の制覇。鹿島に新しいタイトルが加わった。
 全体的な試合展開として、鹿島が勝つべくして勝ったという展開だった。これがリーグ戦でできないのは、何故なのか、という疑問は当然湧いてくる。
 鹿島は現実に引き戻されなければいけない。タイトルをとってもJ2降格になってしまっては喜びも半分以下になってしまう。

 鹿島は、試合の大半を高い集中力をもって戦えるが、どうしても集中力がとぎれてしまう時間帯がある。また、受けて流せるチームだっただけに、どうしてもうけてしまう気持ちがあるのかもしれない。
 
 このタイトルでジョルジジーニョに対する評価がどう変わるかもわからない。リーグ戦だけをみれば続投は考えざるを得ない。試合展開を変えるだけの采配はみられない。
 おめでとう、と言いたい気持ちとこれで鹿島はどうなるのか、という思いと複雑な気持ちだ。


~ 若さゆえに …清水
 チームの可能性は無限大。ゴトビ監督が試合前に言っていたことだが、若いチームだけにまだまだ可能性は無限大というのはそのとおりだと思う。今日の試合の悔しさをぶつける機会は、まだまだたくさんある。
 しかし、他方で気になるのは、一部の選手頼みになってはいないかということ。たとえば清水の攻撃の核は大前。ここがつぶされると相当厳しくなる。大前は試合を通してつぶされるということはないが、他のオプションが少ない。高木も能力は高いが、高木も大前もゴール前にはる選手ではないだけにサイドを崩してもゴール前が弱い。交代選手があまり機能していない状態は、改善が必要だ。
 可能性は無限大だが、可能性だけで終わってしまう可能性もある。
 清水は、変わらなければいけないことがたくさんある。どうにかできるか、まだ成長できるチームだけにゴトビ監督の手腕がためされる。



清水エスパルス 1 ー 2 鹿島アントラーズ
73分 柴崎岳(鹿島)
77分 大前元紀(清水)
延長前半3分 柴崎岳(鹿島)
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2012.11.04 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


佳境へ ~ 川崎フロンターレ 対 ジュビロ磐田
カテゴリ: ナビスコカップ / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
ナビスコカップ予選第6戦目、Aグループの戦い。
川崎フロンターレはすでに敗退が決まっている中での一戦になるが、シーズン途中で監督が代わったこともあり、リーグ戦につなげる大切な一戦となる。
対するジュビロ磐田は、混戦模様の予選突破のためにも勝利を収めたい。

主審は飯田淳平さん。30歳のプロフェッショナルレフェリー。通算6試合。


~ 序盤
 立ち上がりは磐田がやや優勢。磐田の方が動きがよき、パスもつながる。川崎は、パスがつなげない。磐田のプレスがいいこともあるが、動きが少ない。

 前半10分ころから川崎が攻撃に出る場面もあったが、悪く言えば組織だった攻撃というイメージではない。いい言葉でいえば、それぞれの判断で詰めていく場面がみえた、ということになるだろうか。
 磐田のディフェンスが少し緩さがある。ボランチとの間が少しあいてしまっているシーンがあり、バランスを崩す場面がある。前線からのディフェンスはいいだけに少し残念だ。


~ 先制点
 試合は少し落ち着いているかなと思っていた。
 その雰囲気に油断があったのか。山田が仕掛けて人を引きつけて左サイドをあがっていた宮崎にパス。宮崎がいれたグランダーのパスにニアに走り込んだのは山崎。山崎がうまくゴールに流し込んで磐田が先制した。

 山田に引きつけられたのは3人、宮崎は完全にフリーだった。あとは、あわせて引きつけられた選手により空いたスペースに山崎が走り込んだ格好。

 川崎が目指しているのは難しいサッカーだという理解だが、こうみるとまだまだなんだと思う。選手が重なる場面がよく見られる。

 前半に腰を痛めて交代した登里は腰椎の横突起骨折で全治約8週間と診断された。川崎は、台所事情が本当に厳しくなってきた。


~ 後半
 川崎は、柴崎にかえて小林悠を入れた。攻撃へのメッセージだ。しかし、立ち上がりから、やはり動きが少なくパスコースがない。
 磐田と何が違うときかれて真っ先に答えるのが「運動量」だろう。二人三人と関わってくるプレーも少ない。

 磐田の後半30分ころの決定的なシュートは西部がビッグセーブ。うまくシュートコースを消して飛び込んだ。
 そしてロスタイムにはいって早々の2対1を松浦がはずした場面。

 後半の見せ場はこれくらいだったか。両チームともゴールに向かうおもしろい動き、普通はアイディアという表現をつかうのかな。そういうアイディアがある動き、そして積極性がなかった。パスがつながるだけであったり、大味なプレーをしたとしても物足りない。 
 

~ 完敗 …川崎
 点数差以上の完敗だったのではないだろうか。
 風間監督が目指しているサッカーを正確に理解していないので、その分は遠慮しておくとしても、運動量が少ない上、意図が感じられないプレーがあまりに多かった。
 それぞれが意図をきちんともたプレーをしなければ、そもそもどういったサッカーを目指そうとしても厳しいのはいうまでもない。

 中村憲剛がいない、けが人が多い、いずれも運動量が少ないことのいいわけにはならない。
 パスコース、フィニッシュへの道をつくるためには、相手のマークをはずさなければいけない。止まっていてもマークは外れない。
 ディフェンスをするにしても、見ていてはボールはとれないし、マークははずされる。
 もっと動かないといけない。

 
~ 弾み …磐田
 危なげない試合展開で快勝といえよう。サイドがあがったときに逆に空いたサイドをねらわれるシーンもあったが、出足のいい前線からのプレスがうまくはまっていた。
 前田や駒野といったベテランがいない中でいい試合ができたことは選手たちにとっては大きい。もともと若い力が育ってきている磐田だったが、どこかで頼っているところがあった。選手たちが一段階成長するためのいい試合になったと思う。

 セレッソが破れたため、Aグループの首位に立った。次の試合勝つか引き分ければ予選突破となる。
 今シーズンの磐田の良さは守備が第一にあげられる。これを継続させるため、最終戦も前線からのプレスを怠らないこと、そして、得点を奪うためにもう少しの積極性をもつことだろう。 


川崎フロンターレ 0 ー 1 ジュビロ磐田
25分 山崎亮平(磐田)



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2012.06.09 / コメント:: 0 / トラックバック:: 1 / PageTop↑


タイトル ~ナビスコカップ決勝 浦和レッズ対鹿島アントラーズ
カテゴリ: ナビスコカップ / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
ナビスコカップ決勝は、浦和レッズと鹿島アントラーズの一戦。
浦和はリーグ戦では残留争いをしており、他方の鹿島は優勝の望みがなくなった。
浦和にしてみてはリーグ戦につなげるために、鹿島は今年ひとつでもタイトルをとるためにも勝ちたい一戦だ。
勢いの浦和と安定の鹿島の戦いといえようか。

主審は東城穣さん。


~ 勝負をわけるのは決定力
 今シーズンの両チームは決定力という言葉に泣かされている。
 浦和は得点がとれないために引き分けに終わる試合が多かった。攻撃の形がなかったことも影響するが、ストライカーと呼べる選手がでてこなかった。
 対する鹿島は、大迫や田代といったフォワードがいるが、うまく崩しつつも最後に決められないため、結果として引き分けになってしまう試合が多くみられた。


~ 前半を振り返って
 五分五分とみてもいいが、やや鹿島よりの前半だったと思う。
 鹿島はボールを落ち着かせられるのが大きい。その点、浦和はパスミスが目立つ。
 しかし、鹿島は形は作れどフィニッシュにいかない、枠にいかない・・・

 浦和も形は作っている。鹿島は後半になると運動量・精度が落ちる傾向はあるので、チャンスはあるはずだ。


~ 山田直輝の退場
 この試合、相当気合いが入っていたのだと思う。

 後半2分、ボールをとられた際、相手のパンツを引っ張って倒して1枚目のイエローカード。
 その後後半5分、あっさりと2枚目のイエローカードをもらい、レッドカード。遅れてボールにトライしたためのイエローだが、2枚目は足を入れたわけではない。
 1枚目といい2枚目といい少し厳しい。ファイナルだし時間を考えれば、注意を挟んでもよかったのではないか。

 浦和は10人になり、守備的にならざるを得なくなった。


~ 耐えた先に
 鹿島は一人増えたため、さらにボールのキープ率はあがる。ただ、やはり自分たちで難しくしてしまっている感じがする。もう少しシンプルに1プレーくらいなくしてもいいと思うのだが・・・

 後半35分、青木が2枚目のイエローをもらって退場。あのプレーで2枚目を簡単に出すのか・・・

 鹿島はセンターバックが1枚退場したことで、10人対10人になるだけではなく、システムないし、人の配置を変更しなければならなくなった。
 

~ 試合は延長へ 
 終始、試合を有利に展開していたのは鹿島だと思う。退場者が出た後もそれは変わらない。
 しかし、フィニッシュが・・・

 浦和はフィニッシュまでもたどり着けない厳しい状況。10人の時間が鹿島よりも長い分選手の疲労も大きいのかもしれない。ポジションのチェンジ、前に出て行く勢いが見られない。申し訳ないが、浦和からは得点のにおいがしない。どう変化をつけようというのか。


~ とうとう入った得点
 先に点を奪ったのは、鹿島。試合の流れからすれば妥当なところだったのかもしれない。

 田代、興ろぎ、大迫が流れるようにボールをつなぎ、最後は大迫がネットを揺らした。完全に浦和の守備を揺さぶった形となり、待望の先制点が入った。
 大迫にしてみたら、ニューヒーロー賞を原口に取られたために、決勝の舞台で見返したいところだっただろう。

 浦和は攻め手がみられないため、そして体力的にも苦しいと見られるため、本当に厳しくなった。

 
~ 鹿島は15冠
 優勝した鹿島は、15個目の栄冠を手に入れた。ナビスコカップは4度目の優勝で単独首位。
 オリヴェイラ監督で4冠目。唯一手に入れたのことのないナビスコカップを手に入れた。

 終始ゲームを支配して強さを見せつけたと思う。
 ただ、鹿島が本当に欲しいのはACL出場権のかかる天皇杯だと思う。今年の戦いはまだ終わらない。


~ そして現実へ
 浦和は残留争いの現実に戻る。試合内容もよくなく、山田直輝の退場をもってリーグに戻るのは正直酷かもしれない。
 この試合で見られたのは、やはり攻撃の形のなさ。エクスデロはいい選手ではあるけど、1トップにおくことで、彼にボールキープの役がまわり、自由にプレーできなくなってしまっているように見える。今の戦術ではエクスデロの負担が大きく良さを消してしまっている。前線のポジションチェンジという点をみればいいのだろうが、今日のようにうまくいかないときには工夫をしなければならない。デスポトビッチの投入しかりだ。

 キーパーの加藤順大。本当に成長したと思う。あとは足だ。キックの精度が悪い。
 ディフェンスは、一時期よりも断然いい。あとは攻撃にどうつなげるかだ。


~ 東城穣
 ファイナルの笛を吹くということは、相当評価が高いのか売り出したいのかどちらかだと思う。
 ただ、東城さんはそこまで笛が安定していない。

 イエローの出し方は特にひどかった。山田の1枚目、青木の2枚目程度のプレーは他にもあった。もう少し舞台を考えた笛を吹いてくれてもよかったのではないか。

 選手とコミュニケーションを取ろうとしているようなシーンも見られなかった。
 決勝の雰囲気に飲み込まれていたのかわからないけど、正直、厳しい。



浦和レッズ 0 ー 1 鹿島アントラーズ
延長前半15分 大迫勇也(鹿島)



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2011.10.30 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


ファイナルへの道 ~名古屋グランパス対鹿島アントラーズ
カテゴリ: ナビスコカップ / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
ともにACLに出場したチーム同士の一戦。
準々決勝で名古屋は、延長の末アルビレックス新潟を5-3で破り、鹿島は横浜Fマリノスを3-2で破り準決勝に進出した。
リーグ戦では名古屋は優勝争いに絡でいるが、鹿島は一歩出遅れており、リーグ戦でタイトルをねらうのは実質不可能な状態。ナビスコカップと天皇杯のタイトルが残っているが、両者ともにともに欲しいタイトルだろう。

名古屋は、ケネディ、藤本淳吾を代表でを欠き、ダニルソン、玉田圭司を怪我で欠く苦しい布陣の中で準々決勝の新潟戦で大活躍した永井謙佑がスタメン。スピードで鹿島のディフェンスをかくまわすことができるか。
鹿島は岩政大樹がリーグ戦で左もも裏を痛めたとのことでこの試合は欠場。代わって青木剛がスタメン。サイドバックも西大伍ではなく、新井場徹を起用してきた。ディフェンスの安定を意識した起用になっている、

10月29日の決勝に駒を進めるのはどちらのチームか。


主審は扇谷健司さん。


~ ライバルとの戦い
 名古屋の永井謙佑と鹿島の大迫勇也は、ともにU22でチームのスタメンを争う者同士。当然、この試合でもお互いを意識しているだろう。
 開始早々、セットプレーから永井が惜しいヘディングシュートを放てば、大迫も思いきったミドルシュートを放つ。

 最初にネットを揺らしたのは大迫。
 小笠原満男がねらい澄ましたように相手ボールを奪い、そのまま持ち込んで中央大迫にパス。大迫がこれを流し込んだ。
 小笠原にボールを奪われたのは吉村圭司だっただろか。完全に油断をしたプレーだった。


~ 攻める鹿島 されど・・・
 前半は一方的な鹿島のペース。名古屋はボールのキープすらおぼつかない。
 しかし、鹿島はいつもどおりといってはなんだが、追加点をなかなか奪うことができない。鹿島の決定力という課題は、今シーズン大きな課題となっている。前半は素晴らしい試合をするが、後半に失速する癖もある。この試合も苦しむことになるかもしれない。
  
 名古屋は前線でボールがおさまらない。フォロー、人の絡みがないため、鹿島の素早いチェックにひっかかりリズムを作れない。永井にロングボールを出して走らせても永井が対応されてしまうと打つ手がない状況だ。


~ 後半も変わらず・・・
 ハーフタイムで名古屋の意識になにか変わるかと思ったが、10分を経過して特に変わったところが見あたらない。
 前半同様に鹿島の厳しい攻撃にさらされ、楢崎正剛のファインセーブに救われている。

 後半14分にブルザノビッチに代えて橋本晃司、吉村圭司に代えて磯村亮太を投入し、リズムをかえようと試みる。ブルザノビッチは、ボールにあまり関われないままだった。
 交代の後、パスがつながり始めるが、苦しいパス回しが多く、苦し紛れのセンタリングなど効果的な攻撃とまではいけない。

 後半20分をすぎて、鹿島のペースが少しずつ落ちてきた。それとともに名古屋は交代の効果も出始め、ゴール前に迫れるようになってきた。残り25分、鹿島がしのぎきるか、それとも名古屋が追いつくか。


~ またも闘莉王
 リーグ戦で同点弾をたたき出し、鹿島との劣勢の試合を引き分けに持ち込んだ闘莉王。この試合でもやってくれた。コンディション不良の中、直訴しての出場だったが、見事な仕事をした。

 小川佳純からのフリーキックに頭で合わせて同点ゴール。混戦の中でねらいすましたシュートだった。

 名古屋は、苦しんでいたフィニッシュをセットプレーからのプレーで解決した。

 鹿島はセットプレーの直前に大迫に代えて田代有三を投入したわけだが、このゴールは仕方ない。
 これで同点。同点のままなら延長、そしてPK。両チームとも攻めるしかない。


~ 勝負は延長へ
 同点になった後、名古屋は押し気味に試合を運んだが決勝点は奪えなかった。対する鹿島はやはり後半に失速した。
 両チームとも2試合連続の延長戦。体力的に苦しいのはいうまでもない。しかし、この試合に勝たなければファイナルへの道は開かれない。

 延長前半は両チーム五分の戦い。
 
 延長後半開始まもなく、若き才能が光りをみせる。延長後半から入った本山からのスルーパスに柴崎学が反応し、右斜めの角度があまりないところから思い切ったシュート。ボランチの柴崎岳が高い位置におり、名古屋のディフェンスも対応しきれなかった。
 ここまで好セーブを連発しゴールを守り続けた楢崎の壁をとうとう破った。

 その後、闘莉王を前線にあげて同点をねらうが、延長後半10分にタルタの突破を阻止しようとした磯村亮太がレッドカードをうけて退場。完全に抜かれたところでユニフォームをあからさまに引っ張って倒してしまった。
 
 総力戦は鹿島が制した。鹿島が決勝への切符を手に入れた。


~ 試合を終えて …名古屋
 2試合連続の延長、しかも負けたことから心身に与えるダメージは大きいだろう。
 ナビスコのタイトルは夢破れたが、天皇杯とリーグ戦が残っている。疲労を抱えたまま迎える天皇杯、そしてリーグ戦を切り替えて戦えるだろうか。
 
 ケネディが不在のときの戦い方はやはり課題だ。前線にボールがおさまらないため、どうしても守備に追われることになってしまう。
 週末のガンバ大阪戦にはケネディは戻ってきているだろうが、試合づくりに工夫が求められることには変わりがない。


~ 試合を終えて …鹿島
 チャンスに決めておかないと後で苦労するという言葉を味わった試合だっただろう。多くのチャンスがありながら決めきれなかったことから後半に追いつかれ、苦労する結果となった。
 そして1試合通しての戦い方も今シーズン続けて抱える課題だ。後半失速する時間帯が遅くなってはいるが、別チームと思えるほどの変わり方をしてしまうのは、やはり問題だろう。ペース配分を含めた検討が必要だ。
 
 2試合連続で延長を戦ったダメージは残るだろう。名古屋同様、すぐに控える天皇杯でその疲れが悪い影響として出ないことを祈りたい。


名古屋グランパス 1 ー 2 鹿島アントラーズ
10分 大迫勇也(鹿島)
80分 田中マルクス闘莉王(名古屋)
延長後半2分 柴崎岳(鹿島)

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2011.10.09 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


ファイナルへの道 ~ 浦和レッズ対ガンバ大阪
カテゴリ: ナビスコカップ / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
ナビスコカップ準決勝。10月29日の決勝に進むのはどちらのチームか。文化の日のイメージがあったナビスコ決勝戦は、10月29日なんですね。

さて、リーグ戦では降格争いをしており、低迷している浦和レッズ。しかし、準々決勝のセレッソ大阪戦では、素晴らしい試合運びをして会心の勝利をあげた。この勝利を今日の試合、そしてリーグ戦につなげることはできるか。対戦相手のガンバ大阪はリーグ戦では完敗に近い試合内容で敗北を喫している。山田直輝が出場停止のため、出場停止あけのマルシオリシャルデス(ブラジル)が先発。原口元気が日本代表に、スピラノビッチがオーストラリア代表に招集のため欠場。
対するガンバ大阪は、リーグ戦では首位につけるものの、中心選手である遠藤保仁が日本代表にイグノが韓国代表に招集されているため不在。攻撃の中心となる選手がいないのは痛い。加地亮、明神智和が怪我で欠場。守備の要もいない。アフォンソ(ブラジル)をスタメンで起用してきたが吉とでるか。ガンバは蛍光イエローのサードユニフォームで出陣。今シーズン初めての着用。


主審は松尾一さん。


~ いい流れそのままに
 浦和はセレッソ戦の勢いを持ち込んでいる。
 好調をささえるのは、エクスデロセルヒオだ。体が強いから前線でキープできるし、仕掛けることもできる。浦和の攻撃では、ほぼエクスデロセルヒオが関わっている。浦和の攻撃を支えているといっても過言ではない。
 マルシオリシャルデスが入ってどうなるかと思ったが、自由にポジションを取っている。今シーズン、一方のサイドにとどまってしまっているが故に本来の力を発揮することができていなかったが、この試合に限ってはそういうこともなさそうだ。
 前線の選手が流動的に動き連動している。動きが少なくリーグで低迷しているのが本当に嘘のような試合だ。

 試合の流れのとおり、先制は浦和に入る。
 マルシオリシャルデスが右サイドに流れたデスポトビッチにパス。デスポトビッチは中央フリーのエクスデロセルヒオにあげる。エクスデロセルヒオがワントラップして放ったシュートは藤ヶ谷陽介がはじくが、そのボールに梅崎司が詰めて先制ゴールを決めた。怪我に苦しみ続けた梅崎があげたゴール。梅崎にとっては喜びも格別だろう。  


~ リズムに乗れないガンバ
 先制点もそうだが、ガンバはエクスデロセルヒオに手を焼いている。つかみ切れていないため、フリーにさせてしまうことが多い。エクスデロセルヒオの動きが多くポジションを移動し続けているためだ。

 ガンバは、中盤でも前線でもボールをキープできない。中盤の底の遠藤と明神がともにいないことが痛い。中盤の構成力がない。パスを出す場所に困っている感じすらする。最前線のラフィーニャにボールを出してもフォローがいないため、ボールをすぐに失ってしまう。 
 真ん中に人がいないから、攻撃が単調になり苦しくなってサイドから長いボールを入れざるを得なくなる。
 行き詰まりを感じる展開だ。


~ 大きな追加点
 前半38分、梅崎が思い切ってうったミドルシュートはエクスデロセルヒオにあたってコースが変わりゴールに吸い込まれた。
 エクスデロセルヒオと梅崎が本当に躍動している。
  
 ガンバはラフィーニャとアフォンソの連携が悪い。二人の連携も悪いが、同じような動きをしてしまっているため、効果的な崩しはできていない。ともに170センチ代前半の身長であるため、ロングボールは効果的ではない。イグノがいないことの大きさが出てしまっている。


~ 点をとらなければいけない後半
 ガンバは、後半から高木和道に代えて大塚翔平を投入。
 開始早々のポジションをみると3バックになったようだ。ラフィーニャのトップにして、その下にアフォンソと大塚がいる3トップ気味に変更したようだ。

 後半開始から裏をねらった攻撃が出てくるようになった。浦和は落ち着いた対応、人数も十分の対応になっている。ガンバとしては継続して得点を狙い続けるしかない。

 
~ 集中は続く
 浦和は、素早く厳しいチェックが続く。ディフェンスラインも集中した対応を続けている。後半になり、ガンバ
のリズムが良くなったため、攻め込まれることが多くなったが、決定機までは作らせていない。
 野田紘史、濱田水輝といったリーグであまりチャンスがない選手が大きなミスもなく落ち着いた対応をしている。

 後半になってもエクスデロセルヒオと梅崎の躍動は続く。エクスデロセルヒオは止まっているときがほとんどない。得点にまでは至っていないが、相手にとっては大きな脅威であり続けている。


~ 最後の意地
 ロスタイムにガンバが遅すぎる反撃を見せた。中盤の構成に悩みがあるところでベンチメンバーはフォワードばかり。ガンバらしい特性のあるベンチの面々といえばいいが、交代に幅がもてなかったのは事実だ。

 浦和の加藤順大のクリアミスから。狭いところでつないだボールを大塚翔平が思いきってシュートを放ち、これがネットを揺らした。浦和のディフェンスはここにきて対応が少し遅れてしまった。

 試合はそのまま終了したため、浦和の決勝進出が決まった。


~ 試合を終えて …浦和
 セレッソ戦に続いて会心の試合だろう。エクスデロセルヒオ・梅崎が作り出すリズムの良さが本当にいい影響を与えている。リーグ戦でもこの勢いを持ち込めれば、降格争いから離れることは可能だろう。週の半ばには天皇杯の試合があり、週末にはリーグ戦のさいたまダービー・大宮アルディージャ戦が続く。
 原口元気や山田直輝が戻ってきたときに前線の構成を変えるのだろうか。今の状態からするとエクスデロセルヒオと梅崎は変えられない。ディフェンスラインにしても、今シーズンみられない安定感を感じる。スピラノビッチや平井が戻ってきたときに、ここも変えるのか。試合内容を考えれば変えることはできないわけだが、ペトロビッチ監督が何を考えるのかは正直わからない。


~ 試合を終えて …ガンバ
 ガンバらしさがみられなかった試合。遠藤・明神・イグノがいなかたとはいえ、試合内容を考えれば今後に不安だけを残す試合だった。
 リーグ戦再開後の試合は、名古屋グランパス。ともにナビスコカップ敗退し、リーグ戦に集中してくる。ガンバは良くも悪くも攻撃のチーム。ボールがつながらないこと、もう少しいえば選手のポジションの修正が必要となってくる。遠藤・イグノは代表の試合が終われば戻ってくるが、疲労度やコンディションを考えた場合、フルで使えるかは不安が残る。代えのきかない選手というのは選手の評価としては最大限のものだが、チームの弱点ということにもなる。遠藤の後継者という意味では、ガンバは長い間大きな問題を抱え続けている。  


浦和レッズ 2 ー 1 ガンバ大阪
21分 梅崎司(浦和)
38分 エクスデロセルヒオ(浦和)
90分+3 大塚翔平(ガンバ)


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2011.10.09 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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弁護士やす

Author:弁護士やす
Jリーグ創設元年からJリーグの試合を追いかけています。弁護士の職業よりもJリーグ観戦歴は長い(笑)
サッカーだけでなく、法律がかかわる問題を簡単にご説明いたします。

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