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ブラジルへの道 ~アウェー オマーン戦
カテゴリ: 日本代表 / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
ワールドカップブラジル大会のアジア最終予選、グループ3勝1分け、勝ち点10でトップを走る日本。この試合で勝利するとワールドカップ出場決定に王手をかける。
対するオマーンは、勝ち点5でグループ3位ながら、ホームでは負けなし、失点も1のみ。日本相手に金星を目指すとともに、この試合で勝てばグループ突破にむけて大きな勝ち点を得ることになる。ちなみにオーストラリアが勝ち点5で2位、ヨルダンは勝ち点4で4位、そしてジーコが監督を務めるイラクが勝ち点2で5位となる。日本以外は混戦といえば混戦であり、結果が2位突破、3位のプレーオフ進出に大きな影響を及ぼす。ジーコが試合前に日本に塩を送るようなコメントをしたのは、イラクのために日本が勝利をして欲しいからだろう。

熱い中東で昼間の試合。敵は暑さか。


~ スタメン
 GK 川島永嗣
 DF 酒井宏樹 今野泰幸 吉田麻也 長友佑都
 MF 長谷部誠 遠藤保仁 清武弘嗣 本田圭佑 岡崎慎司
 FW 前田遼一
 
 注目の右サイドは、酒井宏樹。コンディションの問題はあるとはいえ、どちらかといえば安定を選んだというこ
とだろうか。


~ 静かな立ち上がり
 気温とうってかわって静かな立ち上がりだったといってもいいだろう。
 前半8分まで、双方シュートはなし。日本はボールはキープしているようにみえるが、大事なところでなかなかパスがつながらない。

 前半10分、スローインからのすばやいリスタートでマークが甘くなり、決定的なピンチをむかえたが、枠をはずしてくれた。日本の右サイドは完全に無防備だった。

 本田は少しだるそうな雰囲気がある。涼しいロシアから直前に合流している影響もあるのだろうか。
 吉田も動きがいまひとつだ。雰囲気が下を向いている感じ。心配だ。

 しかし、オマーンは競技場の音響をつかって応援の先導をしていないか。中東の応援でもている印象とは少し違う。少し明るいというか。


~ 待望
 今野に浮き球に裏に長友がぬけて、長友がどうにかマイナスのクロス。前田が前でつって、フリーで中央待ち受けていた清武がゴールにけり込み、先制点を得た。
 日本にとっては、楽になる得点だ。

 ザックは得点のときに吉田のディフェンスに注文をつけていた模様。やはり吉田の様子が気になるのだろう。
 ディフェンスに安定を感じない。相手のミスもあり、助けられている感じがする。

 酒井宏樹、もう少し積極的に仕掛けないかな。前への推進力は感じない。緊張からかバランスをとろうとしているのだろうが、怖さがない。 

 前半36分、ポストがファインセーブ。クロスからヘディングシュート。今野のプレッシャーが不十分で決定機を迎えられるが、ポストにはじかれたボールは、川島をかすり、最後は長友が外に逃れた。

 本田は、本当に切れがない。キープも危うければ運動量もすくない。良さがまったくでていない。


~ 改善はされず
 動きがいいのは長友くらいだろうか。
 全体的にミスが多く、前への推進力は強うは感じられない。

 後半6分、マハイジリのミドルは川島がパンチングで逃げた。エリア手前の部分のプレスが甘い。

 効果的なパス回しができていない。狭いところで苦し紛れのパス回しをしているように見える。相手に脅威を与えられていない。後半はオマーンの攻撃の方が怖い。

 前半19分、前田に代えて酒井高徳。う~ん、前線のポイントを消すか。疲れか。う~ん。本田の1トップか。そこまで調子のよくない本田をそこまで信用して使えるのか。 
 0トップというのには、ポジションチェンジが少ない。う~ん。交代の意図は何だろう。わからない。
 結局、ゴールに迫れない状況が続く。

 後半31分、エリア手前で吉田がファール。ちょっと余分と言わざるを得ないプレー。
 このフリーキックを蹴ったのはマハイジリ。壁の横をぬけ、オマーンの選手がスルーしたため、川島にとってブラインドになり、反応が遅れたこともあって、川島の手は届かなかった。
 痛恨の同点弾。


~ これが成長か
 同点弾が決まり、オマーンのサポーターのボルテージはマックス。静かなスタジアムの雰囲気が一気にかわった。オマーンサポーターの声がこだまする。
 
 後半35分、オマーンの決定機は川島が飛び出して止めた。しかし、ディフェンスラインの油断というか中途半端なプレーが目立つ。

 後半39分、清武に代えて細貝を投入。遠藤が1列前へ。
 遠藤に攻撃を頼らないといけないところが、層の薄さを暴露しているのだろうか。もっと違った起用はできないのか。起用される選手はいつも一緒だ。

 同点か、と思われたロスタイム前。
 酒井高徳が縦に仕掛けてあげたクロスに遠藤が飛び込みファーにそらし、そこにつめたのは岡崎。岡崎が落ち着いて障害のないゴールに流し込み、土壇場で勝ち越し点を手に入れた。

 ロスタイムは4分あったが、気落ちしたオマーン、そしてサポーターには反撃する強い力はなかった。
 試合はそのまま終了し、日本は勝ち点3をおさめた。


~ 結果オーライ
 勝ち点3をとり、ワールドカップ出場に王手をかけた。
 
 しかし、試合内容はほめられたものではない。ミスも多く、チャンスが多かったとも言えない。
 及第点を与えられるとしたら、長友と遠藤くらいだろうか。
 交代があたったようにみえるが、交代でディフェンスのバランスをくずし、フリーキックを与えるきっかけを作ったことも否定できない。いつもと変わらない交代。工夫はいつになったら見えるのだろう。ベンチにあれだけ並んでいるのに、無駄だ。
 酒井の突破があったが、これはワールドクラスで通用するのか。疑問と不安はつきない。

 この展開で勝ったのは、やはり成長はあるのだろう。しかし、それは小さな成長にすぎない。
 ワールドカップで目指すところが高いのであれば、もっと質の高いプレーをしなければいけないし、戦術にせよもっと多くの選択肢をもたなければいけないだろう。

 ワールドカップに出場すること以上になにかを目指すとしたら、今日の試合で満足しては始まらないのではないだろうか。
     
       
日本代表 2 ー 1 オマーン代表
20分 清武弘嗣
77分 マハイジリ
89分 岡崎慎司
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2012.11.15 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


挑戦 ~親善試合 日本代表対ブラジル代表
カテゴリ: 日本代表 / テーマ: サッカー / ジャンル: スポーツ
フランス代表に初勝利をおさめたザックジャパン。
力試しの親善試合は、サッカー王国ブラジル。フランス戦でみせた好守にわたる問題点を少しでも改善することはできるか。

~ スタメン
 GK 川島永嗣
 DF 内田篤人 吉田麻也 今野泰幸 長友佑都
 MF 長谷部誠 遠藤保仁 清武弘嗣 中村憲剛 香川真司
 FW 本田圭佑

 内田・本田がスタメンに名を連ね、酒井宏樹、ハーフナーマイクがベンチに。
 本田がフォワードか。フランス戦でハーフナーマイクにボールがおさまらなかったことや前線からの守備が機能しなかったからなのだろうが、引き出しがなさすぎる。本田を2列目の真ん中にすえるための香川の左ではないのか。いったい何のテストなのか。


~ 積極的にいくが
 日本は、前線からのプレスをかける。フランス戦よりも運動量が多い。前線の4人は割と流動的に動いているか。前半8分に本田のシュートはジエゴアウベスにセーブされた。
 
 ブラジルは、スピード感がある。少し間をあけると仕掛けられる。間合いが難しい。

 前半12分、内田のクリアが相手にわたると中央フリーのパウリーニョがロングシュート。これがゴール左隅に刺さった。
 中盤でのプレスがかけられなかった結果。油断するとやられるのが、世界。
 
 17分、再び中盤から追い越してあがっていったパウリーリョがネイマールからのパスをうけてキーパーと1対1となりシュートを放つが、これは枠をはずれてくれた。決定的なシーンだった。
 中盤のケアが甘い。


~ 厳しい判定
 前半24分、カカの突破にスライディングにいった今野。しかし、スライディングにいった際、ボールが今野の右手にあたって止まってしまい、ハンドによりPKを与えてしまった。

 これをネイマールに決められ2点差となった。

 故意ではないが、厳しい判定だった。手にあたっていなければ・・・ということもあっただろう。


~ 積極的に
 シュートが欲しい。前半31分の長谷部のシュートはいいシュートだった。
 しかし、シュートが少ない。中盤でのパスはつながっているが、エリアにはなかなか近づけない。
 中村憲剛が消えている。   

 前半34分、ポストに助けられたが、ディフェンスがついて行けていない。オンになったときにオフの状態と同じ程度の構えしかないために、軽々と振り切られている。
 
 ブラジルの攻撃にディフェンスが崩され続けているため、攻撃が少し臆病になっている。
 バランスを保ちつつ、どこでリスクをおかすか。ブラジルはできている。日本もおそれていてはいけない。


~ 仕切り直し・・・ 
 後半から酒井宏樹と乾を投入。
 選手交代により香川がトップ下に。なら何故試合開始からそうしないのか。

 後半での仕切り直しを、と期待していたが、世界の壁は厚く高い。
 コーナーキックをファーでうけたネイマールがシュート。これが吉田の足にあたって方向が変わり、ゴールに吸い込まれた。ネイマールについていた長友の対応も甘かったが、詰めた吉田の詰め方も中途半端だった。
 3失点目。何失点することになるか。その前に1点とりたい。

 後半4分、本田、香川と立て続けにシュートを放つが枠をとらえられない。
 しかし、シュートを打っていきたい。

 何故、エリア付近でショートパスばかりを選んで相手にカットされるのだろうか。もう少し工夫をしないとゴールをこじ開けることはできない。シュートの選択、ファーの選択などもっといろいろと選ぶ選択肢はあると思う。

 後半31分、ディフェンスラインがブラジルのプレッシャーにまけて無理な縦パスをいれ、これを奪われてカウンター。カカと対した吉田は、緩急の動きで振りきられ、4失点目となった。

 4失点目で完全にチームのバランスは崩れた。緊張の糸も切れたのかもしれない。守備も攻撃も動きが緩慢だ。この程度のプレーをしている選手は、交代させて若い選手を使って欲しい。もっと有意義な時間が使えるはずだ。 
 ロスタイムに宮市と栗原を投入。遅いよ。
 

~ よく戦ったようにみえたが
 点差以上に差はあった。
 個の力で負けているから、ボールも奪えず、フリーの選手を作ってしまう。厳しさがたりないから、一歩目で遅れる。
 
 よく戦ったという印象をもっているとしたら、チームとしての成長がとまるだろう。
 満足したらおしまい。常に上を目指して成長しようとしなければいけない。それは私の業界も同じこと。プロとして当たり前のことを当たり前に考えなければいけない。

 しかし、ザッケローニの起用は理解に苦しむところがある。この試合に始まったことではないが、単調で引き出しが少ない。本田と香川の位置もあれほどこだわっていたのに、この試合ではそのこだわりもどこへやら。困ったときの本田頼みも変わらないが、このレベルでは一人の力ではどうにもできない。パスはまわってはいるが、攻撃が単調なために読みやすい。皆前にいるから後ろから出てくる選手はいない。選手起用を固定してしまっていた分、新しい選手がはいってもいいアクセントを与えるのは難しい。また、何かが変わるということも少ない。戦術に当てはめた選手の選出。基本はそれでいいのかもしれないが、結果として悪循環になっている。
 攻撃に出ようとするならば、もっと違った交代があったのではないか。負けているときに交代がディフェンスとボランチとは何をしたかったのか。酒井宏樹の起用は、経験を積ませる程度のものだろう。
 ザッケローニは、この試合で何を学んで、チームをどこにもっていこうとするのか。口だけではなく、何かに現れるのだろうか。

 フランス戦、ブラジル戦でチームに厳しさを体験させるという目的は達成できただろう。しかし、本当の問題は、今後のチームにどう還元するかだ。
   

日本代表 0 ー 4 ブラジル代表
12分 パウリーニョ
25分 ネイマール(PK)
48分 ネイマール
76分 カカ  
2012.10.16 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


親善試合 ~日本代表対フランス代表
カテゴリ: 日本代表 / テーマ: サッカー / ジャンル: スポーツ
対戦成績4敗1分け。過去1度も勝てていないフランス代表相手のアウェーでの試合。
フランス代表は、控え中心のようだが、力量を図るいいチャンスだ。

~ スタメン
 GK 川島永嗣
 DF 酒井宏樹 吉田麻也 今野泰幸 長友佑都
 MF 長谷部誠 遠藤保仁 清武弘嗣 中村憲剛 香川真司
 FW ハーフナー・マイク

~ 猛攻 
 立ち上がりこそフランスゴール前に向かうこともあった日本代表。
 しかし、3分過ぎになると、フランスが押し続ける。7分までに立て続けに4本のシュートを打たれる。
 
 長谷部は、やはり試合勘がないのか危険なゾーンへの無理なパスが目立ち、また、競り合いでも厳しさがなく、競り負けるシーンが目立つ。
 
 前におさまらないから、押し上げもできず、押し込まれた状態での戦いを強いられる。
 ハーフナー・マイクはハイボールに競りこそするが、ボールをおさめることはできない。足下の技術や運動量では前田に及ばないだけにやむを得ないか。
 また、中村憲剛がまったくプレーができていない。厳しいプレッシャーの中、存在感を完全に失っている。

 パスミスが目立つ。少し足が地についていないか。難しいパスではなく、簡単なパスをミスしている。

 ディフェンスが下がりながら対応している場面が目立つ。もう少し積極的なプレッシャーを前にむけて与えたい。ラインが簡単にさがってしまっている。ハーフナーマイクに前線からの厳しいプレスを求めるのは難しい。、だからといって、2列目以降の選手が下がっていってしまってはいけない。
 押し上げも遅い。ボールを奪っても、前への推進力がない。ゆったりとしたあがり。そして、パスコースがない。

 長谷部は、もう少し厳しく競れないかあ。試合に出ていないせいか、練習レベルでの当たりしかできていない。自然と厳しいあたりにはついていけない。そして、あっさりとさがってしまうだけに相手の攻撃を許すことになっている。ハードワーク・厳しいチェックが魅力だっただけに、寂しい状況だ。

 前半31分は、決定機だった。ディフェンスの枚数が少なく、まともについていったのは吉田と長友だけ。他の選手はなんとなく戻っていたが、相手を捕まえようという意思は見えなかった。
 ここまでは相手の決定力のなさに助けられている。

 前半34分の長谷部のイエローは危なかった。長友が全速力でついていったところで、中途半端なスピードで入り、振り切られそうになったところで後ろから倒した。長谷部が止めなければいけなかったのか、マークの入り方はよかったのか等、疑問はつきない。もう少しゴールに近い位置なら、イエローですんだか。

 しかしもう少しラインをあげたい。香川や清武が低い位置でプレーしなければいけない状況では、二人の良さは活きないし、チャンスはこない。
 前半38分の香川が与えたファールは、香川があの位置でディフェンスをしなければいけない状況になってしまっていることを示している。

 前半39分のベンゼマのフリーキックは、川島がよくセーブした。壁を越えるとしたら、あの位置ということを読んでいたかのような絶妙なセーブだった。

 
~ 前半を終えて
 苦しい前半だった。
 いいところはあまりなかった。
 攻撃はまったくリズムはない。パスコースもなく、どうしようもなかったというところか。

 守備はよくねばったとはいえるが、下がりすぎ。もっと勇気をもって前にプレッシャーをかけたい。

 後半、少し落ち着いて臨むことができるか。


~ 後半
 一気にフランスは3人を交代してきた。テスト・調整的な色彩、そして何より翌週のスペイン戦を前に無理をさせないということだろう。なめられたものだ、といいたいものだが、前半の調子ではそのような大口はたたくことができない。

 後半9分まででコーナーキックはフランスが10本に対し、日本は0。どれだけ押し込まれているかがわかる数字だ。

 後半10分、ようやくチャンスがあった。ハーフナーマイクがもう少しだけ足が速ければというシーン。そして香川にはこぼれ球を直接うってほしかった。

 しかし、ボールが前線におさまらない。本田と前田がいたら、少しは変わっただろうか。少なくとも本田の体の強さは活きそうな気はする。

 後半17分、長谷部にかえて細貝、中村憲剛に代えて乾を投入。
 細貝には前からの厳しいプレスを期待したい。乾は攻撃へのひらめき、そして前線からのプレスを期待したい。
 
 細貝は、ボールを出した後、きちんとうけようとする動きが見える。長谷部がほぼ止まってしまっているのと比較すると、ボールは回りやすくなった。

 後半20分になってフランスの攻撃が単調になってきた。疲れもあるだろうか、運動量が明らかに減った。

 後半23分、フランスはリベリ、ゴナロンを投入。無得点のチームに活をいれようというのだろうが、フランスの攻撃がすこしバラバラになり始めた状態で、どこまで調子を戻し、得点につなげることができるだろうか。 

 後半25分ころから、フランスの攻勢。代わったバルブエナとリベリの運動量が活きている。

 後半30分になり、ようやく初のコーナーキック。上背のあるフランス相手だけにショートコーナーになったのは仕方ないか。

 後半33分、日本のネットが揺れるがオフサイド。個人の力ではやはり劣るかと思わせるシーン。さぼってはいけない。フリーにさせず、プレッシャーを与えなければいけない。

 時間が経過するにつれ、長友が左サイドを制圧している。積極的なあがりが目立ち、危険なセンターリングをあげられるようになってきた。

 後半42分、43分と川島がビッグセーブ!

 その後のカウンター。こぼれ球に反応した今野がもちあがり、右サイドをあがった長友へ。長友の折り返しに香川が合わせて先制点をうばった。
 香川の右サイドに流れるとみせかけて中央へ入っていった動きはよかった。これにより、長友はフリーに。そして斜めに入り、その後、内田が併走したことで相手のディフェンスももはずすことに成功した。

 試合はそのまま終了した。
 日本は、フランスに初めて勝利をした。


~ 勝ちはしたが…
 10試合やったら、8試合負けてもおかしくない展開だった。フランスの決定力のなさに助けられたシーンが多かった。
 
 前田がいないときのワントップをどうするか、ハーフナーマイクではいつもの戦いはできず、前線からの守備に不安が残る。また、おさまりも歩く、押し上げができない。
 本田のワントップという選択もあるが、それは最終案。本田に普段と違う役割を強いることで、本田の良さはなくなる。佐藤寿人は、おそらくは起用されないだろう。ザッケローニが突然招集した選手をそう簡単に起用するとは思えない。佐藤寿人は足下もうまいだけにポストは期待できるのだが。

 もう一つはボランチ。長谷部はやはり厳しい。細貝がそこまでのプレーを見せたかというとやはり疑問。遠藤ががんばっているが、遠藤だけでは厳しいし、遠藤が怪我をしたときには代わりはいないと言っているに等しい。
 ボランチがさがるとラインはどんどん下がってしまう。その結果、香川や清武といったサイドの攻撃的なプレーヤーもさがってしまう。ディフェンスでもオフェンスでも生命線となるボランチがハードワークができないのは、本当に厳しい。
 ザッケローニが長谷部にこだわるのか、それとも他を見つけようとするのか。長く同じ組み合わせでやってきただけに変換は意識的にもプレー的にも難しい。

 この試合はフランスの決定力のなさに助けられた。ブラジル戦はこうはいかないだろう。より個人の能力が高い相手にどこまで戦えるか。とにかく挑戦者の意識を忘れず、厳しさは忘れずに戦って欲しい。
  


日本代表 1 ー 0 フランス代表
88分 香川真司


 
  

 

 

2012.10.13 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


ブラジルへの道 ~ ホーム イラク代表戦
カテゴリ: 日本代表 / テーマ: サッカー / ジャンル: スポーツ
最終予選3試合を消化して、2勝1分けで勝ち点7。首位を走る日本代表。対するは、勝ち点2でグループ2位につけるイラク代表。この試合に勝利をすると、ワールドカップ出場が近づく。もっとも、今後はアウェーでの戦いが増えることからすると、ホームでの試合は是が非でも勝ちたいところだ。

対するイラクは、監督が以前日本代表を率いたジーコ。監督としての能力に優れたものがあるとはいえないが、ジーコには運がある。これが試合をどう左右するか。イラクは、国内の混乱により、国内リーグでプレーできない選手が多くおり、コンディション的な問題でメンバーは大きく変わっている。ジーコの給料未払い問題もあるようであるが、勝負事は、給料の支払いの有無とは別。プライドを欠けた戦いがある。決して油断できる試合ではない。


~ スタメン
 GK 川島永嗣
 DF 駒野友一 吉田麻也 伊野波雅彦 長友佑都
 MF 長谷部誠 遠藤保仁 清武弘嗣 本田圭佑 岡崎慎司
 FW 前田遼一

 センターバックは伊野波。痛み止めを打ってという話だが、大丈夫だろうか。
 香川が腰痛のため欠場。清武が入った。


~ 出鼻
 コーナーキックからいきなりピンチを招く。ニアで合わせられたが、コースがなかったことと川島の見事な反応で切り抜けることができた。
 若い選手が出ている。勢いには乗せたくない。

 日本は、運動量が少ない。ボールを持った選手以外の動きが少ないため、パスコースもない。精度の悪いパスがでるか、持ちすぎでカットされるかになってしまっている。


 徐々に左サイドの長友が仕掛けて、イラクのディフェンスは下がっていく。簡単にさがってしまうのは、若さゆえだろうか。いずれにせよ、少しリズムをつかんだ。
 岡崎のクロスに清武がドンピシャのヘディングを放つが、キーパー正面。はじかれたボールを清武が中にいれるが、前田のシュートは枠をはずれた。
 意識が左にいっていたところで、右サイドからの攻撃は効果的だった。

 前半21分、コーナーからファーでアブドラがフリーでシュートを放つが枠を外れてくれた。マークが完全にはずれていた。ニアが2本続いたことで、ニアに意識がいっていたのだろうか。この試合、コーナーの守備が本当に心配だ。


~ 前田遼一!
 ザックジャパンでフォワードのワーストチョイスの座をとった前田。

 スローインからのボールで相手の裏をとった岡崎がスローインのボールの軌道そのままにエリア内に切り込み、ダイレクトでセンターリングへ。この動きに気を取られたイラクディフェンスがあけた隙に前田が飛び込んで先制点をとった。

 岡崎のスローインをうけるときの動きが見事だった。この動きだけで完全にディフェンスを振り切った。その後の左アウトサイドでのセンターリングも高さ、スピードをうまくコントロールしたものだった。
 そのボールに合わせた前田も難しいボールをきれいに決めた。しかし、こういった展開で決めるのが、やはり前田だ。 


~ 中盤のバランス
 長谷部の試合勘が問題にあがっていた。長谷部だけの問題ではないのかもしれないが、長谷部の動きが悪いのは事実のようだ。要所でいいプレーはでているものの、全体的な運動量は間違いなく低い。

 これが影響しているのかははっきりしないが、遠藤・長谷部の位置と本田・岡崎・清武のラインとの間が広くあいてしまうことが多い。本田が言っていた2~3メートルくらいイメージよりも位置が低いという言葉もここと関係しているのだろう。長谷部の動きに少しのおびえがあるように見える。バランスをとろうとしているが、これがうまくいっていない。
 遠藤が前にでてスペースをうめようとするシーンも見られる。遠藤と長谷部でお互いがそれぞれの役目をかえつつバランスをとるのが、この二人のコンビのいいところだったのだが、悪循環になっている。長谷部にもう少しの集中力と勇気が欲しい。


~ 試合は動かず
 前半41分、カウンターから決定的なシュートをうたれたが、川島が横っ飛びではじいた。一発で得点をとられる危険性があり、油断ができないと意識づけられたシーンだった。川島が良く反応してくれた。

 前半ロスタイム、コーナーのこぼれ球から遠藤が放ったシュートは、キーパーがはじき出した。いいシュートだったが、コースが甘かったのが残念だった。

 日本は、たびたびサイドを崩すが、そういったときに中央に選手が少ない。きっちり固めた相手に対し、普通に攻めたとしても、なかなか崩すことができない。長友が切り込んでもなかなかチャンスにならない。左サイドは完全に制圧している。しかし、逆サイドの選手が斜めに中に入ってくる動きが欲しい。それから後ろの選手が追い越してくる動きが欲しい。中央の選手が重なっていて、人数がいる意味がない。

 後半24分、長友のクロスから本田のヘディングはバーの上へ消えた。ディフェンスの影から前に入ってきた動きはよかったが、フィニッシュは駄目だった。

 後半35分の清武のセンターリングから本田のヘッドもキーパーの好セーブに阻まれた。 

~ 勝っただけ
 出来はお世辞にもよくなかった。
 まずは運動量がなさすぎること。ボールをもっていない選手がとまっているシーンがあまりに多い。これでは自分たちのペースでは試合運びはできない。運動量が求められるのは基本。これが達成できないのは問題外。
 中盤のボランチの位置が悪く、また運動量が少ないことでボールが回らなくなり、バランスが崩れた。前田が下がってくる、本田が低い位置までさがってくるという場面が増え、前線が明らかにバランスが悪くなった。長谷部・遠藤で終盤まで引っ張ったが、正直この出来では今後は厳しいかもしれない。しかし、長谷部は厳しさがなくなった。それ以前に修正ができないまま試合をいたずらに経過させたザックの無策がでたということか。
 ディフェンスは、無失点に抑えたが、セットプレー以外は少ししかピンチはなかったため、無失点=及第点という評価をすることには躊躇する。
 課題しかみえない中で勝ち点3をホームで確保できたのが唯一の収穫だろう。
 
 次は11月14日のアウェーのオマーン戦、来年3月26日のアウェーのヨルダン戦と続く。ホームで快勝したが、アウェーの戦いはそうはいかないだろう。油断していられる強さは日本にはまだ感じられない。
 最低でも勝ち点4はとりたいアウェー2連戦。漫然と試合を迎えることだけはやめてほしい。  
 

日本代表 1 ー 0 イラク代表
25分 前田遼一
2012.09.11 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


存在感を示せるか?~日本代表対ベネズエラ代表
カテゴリ: 日本代表 / テーマ: サッカー / ジャンル: スポーツ
ロンドンオリンピックにおけるなでしこジャパンの銀メダル、U23日本代表のベスト4の興奮が冷め切らない状態で迎える日本代表戦。ワールドカップ予選を戦う日本代表は、目が覚めるような試合をしなければ、その存在感が埋もれてしまう。
相手はベネズエラ。FIFAランクは52位。昨年の南米選手権でベスト4に躍進したものの、ワールドカップ出場の経験はない。遠距離の移動でコンディションが十分ではない相手に苦戦しているようでは、先が思いやられる。

結果だけではなく、試合内容も求められる一戦。


~ スタメン 
 GK 川島永嗣
 DF 駒野友一 吉田麻也 伊野波雅彦 長友佑都
 MF 長谷部誠 遠藤保仁 岡崎慎司 本田圭佑 香川真司
 FW 前田遼一

 今野・内田がイラク戦出場停止のため、スタメンには伊野波と駒野が入った。
 両名は、控えとしてではなく、スタメンをねらう存在感を示せるか。


~ 立ち上がり
 パスミスからピンチを迎える日本。前半6分には、伊野波が振り切られ、フリーでシュートを打たれた。これは、川島がセーブしたが、いきなり連係に不安を感じさせるシーンだった。

 ベネズエラの香川、本田に対するチェックは厳しい。
 狭いところでパス回しをするが、少し持ちすぎるとベネズエラの厳しいチェックに合ってしまう。いかにシンプルに展開するかがポイントになりそうだ。


~ 先制
 駒野がドリブルでトップスピードのままディフェンスの股の下を抜いて、一人かわし、そのままマイナスのパス。これを後ろからスペースに走り込んできた遠藤がダイレクトでゴールに流し込んだ。

 前田がエリア内に張っていたことでディフェンスがつられ、遠藤が走り込んできたスペースはぽっかりと空いていた。
 さい先のいい先制点。しかし、ここまでの展開、ベネズエラのチャンスになりそうなシーンがそれなりにあっただけに油断はできない。

 前半20分、岡崎が落としたボールに本田がダイレクトでシュートを放つがキーパーがセーブした。


~ 前田遼一
 最近、フォワードのファーストチョイスに落ち着いた。
 高さでいえばハーフナーマイクの方が上だが、足下を含めたボールコントロールなど総合力でいけば前田の方が上だ。
 スピードでいえば、U23の永井謙佑の方が上だろうが、やはりボールコントロールでは前田が優る。

 ザッケローニのサッカーは、裏にロングボールを出すのではなく、基本的には細かいパスを基本とし、ボールをつなぐサッカー。また、前線でボールをおさめたいときには、ポストになるにせよ、やはりボールコントロールが必要となる。また、中央でのプレーだけをフォワードが要求されているわけではない。
 得点がどうしても必要なときは、ハーフナーマイクの起用も考えられるが、基本的に前田遼一の起用となるのは、中盤の選手を活かし、試合をコントロールしたいという意図の現れだろう。


~ 伊野波雅彦
 試合前のザッケローニのコメントを見ていた限り、吉田とのコンビのファーストチョイスは伊野波であり、伊野波をフルで起用するものと予想していた。
 できるだけ長い時間、試合でコンビネーションを深める時間は作っておいた方が経験になるだろうと思われた。

 しかし、前半30分ころから、水本裕貴がアップを始めたとの情報が入り、結局伊野波は前半のみで交代。

 最初から交代を決めていたのだろうか。ディフェンスは当然のことながらコンビネーションが要求されるところであり、時間が長ければ長いほど連係はよくなる。
 この試合でも連係が少し合っていないと思われるシーンがあっただけに、試合内で修正を続けていけばいいと思っていたのだが、伊野波が怪我をした場合のことを考えてのことなのか。それとも伊野波のパフォーマンスがいまいちだったために水本の起用になったのか。

 いずれにせよ、それほど余裕のない台所事情のディフェンスを簡単にかえるザッケローニの采配には疑問を抱かざるを得ない。


~ 失点
 水本は、代表の試合でのプレーが久しぶりだけに、連係はいまいちだ。気合いが入っているのは十分に理解できるが、これが空回りしている。他のディフェンスとの間での組織だった動きができていない。ラインが微妙に崩れたり、ディフェンスの間が少し間隔が空いたりと心配してしまうところが多い。対人の守備が売りのはずのだが、少し相手に付き切れていないところも気になる。

 後半15分、長友のクロスから香川がフリーで放ったヘディングシュートは右に外れた。

 後半17分、カウンター。マルティネスにもってあがられ、中央に折り返し。これをフェドールが押し込んだ。フェドールは、吉田と川島が詰めてきているところで、倒れながらアウトでゴールに流し込んだ。吉田と川島はかぶってしまったため、ゴールへのコースが空いてしまった。
 このシーン、香川のボールの取られ方もいただけなかったが、水本がマルティネスに詰めるかどうかに迷い、中途半端な距離をとってしまったこともいただけなかった。
 
 この直後、長谷部に代えて細貝を投入。ボランチの底上げということだろう。

 直後、スペースに抜けた本田がシュートを放つが、角度がなかったこともあり、キーパーにセーブされた。
 
 
~ 勝ちにいかないのか
 同点になった後、本田・長友がシュートを放つが、ゴールに至らない。後半24分には長友のクロスに香川がフリーでヘディングシュートを放つが、キーパーの正面。同点にされた後、5分程度は日本が攻勢を仕掛けた。

 後半28分、前田、岡崎に代えて藤本と中村憲剛を投入。
 攻撃に仕掛けをいれるわけではなさそうだ。時間的にみてもハーフナーマイクや宮市を投入してもいいと思う。ザッケローニは、この2人をどう使うつもりなのだろう。藤本、中村憲剛がどうというのではなく、海外からわざわざ読んだ高さないしスピードに優れた選手を試さない特別な理由はなにかあるのだろうか。

 本田の1トップに変更し、中村憲剛をトップ下にいれたが、本田は1トップの位置に納まる口ではない。下がってくることが多くなるため、前田に比較してよりポジションチェンジが必要となる。交代後、しばらく見ているかぎりでは。この点に対するケアはなさそうだ。

 後半30分、駒野からのクロスにフリーで香川が入ってくるが、バウンドに合わせ損ねたのか浮かせてしまい、バーに嫌われる。せめて枠にとばして欲しかった。

 後半35分ころから、やや停滞気味。交代によって、明らかにゴール前での迫力がなくなった。加えてパス回しもぎこちなくなった。

 後半42分、足のつった駒野に代えて槙野を投入。この試合、招集をかけられていた酒井高徳は代表の雰囲気を味合わせるため、ということでの招集だったのだろうか。いずれにせよ、現時点では槙野の方が評価が上ということであろう。ただ、槙野は、攻撃参加をしたときに裏にスペースを作ってしまうために起用の仕方は全体のバランスとの関係で難しい選手。この時間帯、ディフェンスはまずは守備を重視して欲しい。

 
~ 存在感を示せず
 結果、内容ともに中途半端。テストと考えたとしても中途半端な試合になってしまった。
 この試合の意味がどこにあったかと聞かれると、厳しくいえばスポンサー向け興行ということになりかねない。
 センターバックを試すのであれば1試合を通して欲しかったし、残り時間が少なくなった中で勝ちに行く采配が見たかった。フォワードの選手を控えに置いてある意味は何なのだろうか。勝ちに行く姿勢はみえず、いつもと同じような光景が見えただけ。
 海外組のコンディションやオリンピックを戦った吉田のコンディションも気になる。
 不完全燃焼、フラストレーションが残る試合だった。


日本代表 1 ー 1 ベネズエラ代表
14分 遠藤保仁
62分 フェドール
2012.08.15 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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Author:弁護士やす
Jリーグ創設元年からJリーグの試合を追いかけています。弁護士の職業よりもJリーグ観戦歴は長い(笑)
サッカーだけでなく、法律がかかわる問題を簡単にご説明いたします。

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