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期待 ~アルビレックス新潟対FC東京
カテゴリ: J1
ご無沙汰しています。
本業が忙しく長期休養になってしまいましたが、一部の方のご希望を聞き、少し再開してみます。

~ 前節までの順位
 7節を終えて、ホームのアルビレックス新潟は勝ち点6の15位、アウェーのFC東京は勝ち点14の4位。
 新潟について言わせていただくと、2年前シーズンで降格争いをした後は、正直あがってくるものと期待をしていたけど、伝統なのか安定感がないのが災いしている。安定感がないのは、外国人頼みの面が強いので、その出来に関係している要素が強いのだけど。指宿とか山崎とかにもっとチャンスをあげればいいのに。
 対するFC東京は、ここ数年、優勝争いをするかと思わせていた期待を今年こそは実現してくれそうな雰囲気がある。武藤ばかりが話題にあがるけど、FC東京は基礎能力の高い選手が多いのですよね。

~ 主審 木村博之 
 33歳。若い。国際主審で今シーズン3試合目、通算81試合目。1級登録が2006年12月。まさにこれからの審判だ。
 ここ数年で審判の顔ぶれが本当に変わった印象です。
 安定感がない審判が多いというか。経験を積むことによって変わっていってくれるなら、今は我慢のとき。リーグとともに審判も成長しなければいけない。

~ 立ち上がり
 失点がリーグワースト2の新潟。立ち上がりは大切だし、何より先に失点するのは避けたいところ。その守備だけど、視野が狭くなっている上に選手の距離感が狭いか広いかでバランスは悪い。選手が重なっている感じもしているし、共通の意図をもってプレーしているように感じられず、印象は悪い。
 FC東京は落ち着いた感じ。やることが浸透しているのだろうと思う。新潟のプレスが中途半端なだけに、プレーもしやすいのではないだろうか。新潟はあと半歩でいいからプレッシャーを強めた方がいい。

~ 五分五分か
 FC東京の方がペースを握っているか。ボールの保持に落ち着きがみられるし、チャンスにつながるようなプレーの回数も多い。
 新潟は、単発に見える。どうしても個人技頼みにみえてしまうのと、フィニッシュにつながるようなパスが少なすぎる。レオシルバ・ラファイルシルバ・鈴木武蔵、そしてたまにコルーテスの4人でやっていて、他のプレーヤーがかかわる回数も少なければ連係も少ない。
 題名を五分五分としてみたものの、試合のペースはFC東京で間違いないだろう。 

~ 勝負の後半
 勝ち点1だけというのは、どちらも望んでいない結果だろう。
 少し動きが鈍っているFC東京と裏腹にホームの声援をうけて新潟が攻勢に出る。しかし、決定機につながるようなプレーは見受けられない。FC東京の最終ラインは正攻法で崩そうとしてもなかなか崩れないだけに工夫が欲しい。
 攻撃が単発で終わり、ボールをすぐに失ってしまえば相手のペースになるのはたやすい。そう感じた後半10分過ぎ。新潟は、もう少しボールを落ち着かせてもいいのではないか。
 新潟は後半18分に成岡にかえて山崎亮平を投入するが、単に成岡が疲れただけだろうか。山崎に求められるのは、ボランチとフォワード間のくさびとなること。

 後半は全体的に新潟にチャンスがあるようにみえるけど、個人的にはそう思えない。残念ながら新潟には得点のにおいがしない。
 FC東京は、最初の勢いが感じられない。体が重いか。押し込まれていると、点を失う機会は多くある。コントロールしているならまだしも、疲れで対応が遅れれば、個人技でやられかねない。オフェンスでも人と人との距離が開きすぎているから、パスがつながらなくなってしまっている。

~ セットプレー
 苦しいFC東京を救ったのは、セットプレー。太田のキックにうまく走り込んで林がヘディングシュート、これはポストに嫌われたが、森重が詰めてゴールをこじ開けた。
 新潟は、最初のヘディングの場面で決められていてもおかしくないプレーだったが、FC東京の選手が3~4人こぼれ球に反応していたのに対し、新潟の選手は足がとまっていた。

 アディッショナルタイム、新潟は焦りがあったのだろうけど、エキサイトしてはいけない。
 時間をつかわれているいらだちはわかるけど、これは致し方ない。

~ まだこれからといえども…
 がんばっていないとは言わないけど、きれいにプレーをしようという意識が無意識のうちにあるのではないだろうか。初動が少し遅れている、プレッシャーをかけているようで弱い、体を投げ出すことが少ないなどなど。
 選手が重なっている場面が多いのは、コミュニケーションができていないから。個々の選手のフォローができていないのもコミュニケーションができていないから。数年前の悪いときの新潟のイメージが重なる。
 個人名をあげてもうしわけないが、鈴木武蔵には、もう少し泥臭さを感じるプレーもしてもらいたい。オリンピックに出場できるかどうかについては彼の出来にかかっている部分が強いと思っているけど、あまりにプレーがぬるい。同じフォワードでいえば相手チームの武藤の方がよく走るし、献身的だ。彼がのびるかどうか、A代表に呼ばれるような存在になるかは、ボールがないところ、守備、チャンス以外の場面でのプレーにもかかっていると思う。
 それから、攻撃を重視した布陣と見受けられるが、決してうまく機能していない。守備面にもう少し配慮したような選手起用をしてもいいのではないか。失点を重ねていては勝ち点は稼げない。 

~ 洗練して昇華させること
 完勝とは言い難い内容だけど、以前のFC東京なら引き分けがいいところだったのではないか。全体的にみればチャンスを作りきれなかった試合になるのだろうが、こういった試合で勝ち点3をとれているのは大きい。
 もっとも、課題は得点力ということで間違いなさそうだ。 1-0で勝つのが理想とは言うが、いつも無失点で抑えられるわけではない。
 フィニッシャーは誰なんだろう、というのが、見ていて率直に感じたところ。武藤、というのが模範解答なのだろうけど、武藤はあらゆるところに顔を出し、献身的に動いていることもあり、かならずしもストライカーとも言えないと思う。真ん中に走ってくる選手が少ないと思うのは気のせいではないと思う。  

~主審 木村博之 その2
 大きなアクシデントもなく進んでいたわけだけど、最後の最後にまっていたな、と。
 エキサイトした選手をうまくなだめられたかというとそうはできていなかったと思う。カードを3枚出して収束させたようにみえるが、これが試合終盤でなかったらどうなっていたか。
 いずれにせよ、まだ33歳。今後研鑽をしていって欲しい。

 アルビレックス新潟 勝ち点6 15位 →
 FC東京 勝ち点17 3位 ↑   
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2015.04.30 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


収束を見ない幼稚な行動に異議を出す
カテゴリ: 法律関係
ご無沙汰しております。
サッカーネタじゃないですが、最近、飲食店やスーパー等で悪ふざけをした写真をとって投稿する方が後を絶たないですね。マスコミが取り上げるから、注目をうけたくてやってしまうという心理状態もあるのだろうけど、それをやった後、自分がどうなるか、ってことは考えているのでしょうか。まず考えていないでしょうね。
ステーキ店が損害賠償を考えているという話なんてのも出ていますが、それだけではないですよ。自分の人生を棒に振る覚悟がなければできないです。

1 民事上の責任
  解雇は当然です。でも解雇だけではすみません。
  ステーキ店の検討している損害賠償がこれです。飲食店として清潔さは不可欠でしょうから、少なくとも洗浄にかかる費用、そしてこれに伴う営業損害は請求されてもおかしくありませんし、この範囲ならほぼ認められるでしょう。
 さすがに閉店した場合の損害とまでは難しいでしょうけど、商品の費用や洗浄費用を考えたら、結構な金額になるでしょうね。
 最近は、電車だバスだというところまで出てきていますけど、電車を止めた場合の損害ってケタが違うことは理解していないのでしょうね。

2 刑事上の責任
  業務妨害罪の成立は避けられないのではないのかな。
  話はそれるけど、食品から針が出てくる事件があったけど、あれは業務妨害罪が成立しますよ。
  さらに話はそれるけど、食器に小便をかけたら食器に対する器物損壊罪が成立するという裁判例があります。衛生上の問題も考慮しての話ですから、場合によっては器物損壊罪が成立することもありうるでしょうね。
 逮捕されれば、1回の勾留(10日間)くらいは留置場にはいることになると予想されます。
 
 この程度、と考えている輩が多いかも知れませんが、社会問題となっている現状では、一般予防の見地(簡単にいえば見せしめのようなもの)から、逮捕になるということも当然あり得ます。

 警察問題になれば、前歴調書、前科調書にその記録は一生残りますよ。未成年だからと考えている方も非行歴にきちんと残ります。一生つきまといます。

3 社会的責任
  学校は退学になるでしょう。サラリーマンであれば解雇になる可能性もあります。品位を明らかに落とす内容ですから当然のことです。自分で自分のやった犯行を明らかにする神経がわからないです。1シーズンのレギュラーより1回の伝説、なんて芸人がいましたが、一般の方はそれで生きていけますか?(当然その芸人も生きてはいけないですけど。)退学や解雇は、今の自分を壊すことです。それだけでなくその先の就職や人生に当然影響が出てきます。一過性のものではすみません。
 ネット住人が取り締まっているなんて言われていますが、広められれば社会的に抹殺されるようなものですよね。そんな人間は、どこに行っても信用なんてされないですよ。


 マスコミは、もっと事の重大性を理解させるような報道をしないと駄目ですよ。ただ取り上げているだけでは、それをやったらどうなるか、なんて理解しないでしょ。本当にこの点は不満です。
 被害に遭っている店舗も客があってのことで、イメージを落としたくないから厳格な対応にうってでることを躊躇するのかもしれないけど、このままでは模倣犯は増えるばかりだと思います。

 ニュースになる度にくだならないと思っています。がんばっている集団を一人の行動が壊す。どれだけやるせないことか。
 早くこういったバカな話題がなくなることを期待したいです。 
2013.09.03 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


20周年記念 ~ 浦和レッズ対鹿島アントラーズ
カテゴリ: J1 / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
Jリーグ20周年記念アニバーサリーマッチ。Jリーグが開幕してから20年。20年前の5月15日にヴェルディ川崎対横浜マリノスの一戦でJリーグが開幕しました。当時は、高校生だったな。
20年の時を越えて、リーグは工夫ととも進化を続ける。

浦和OBのポンテ氏と鹿島OBのアルシンド氏が来場。ポンテ氏は、浦和の黄金時代を支えた選手。本当にうまかった。アルシンド氏は、カッパと言われ、本人がカッパを知らずに喜んでいたとか、CMに多数出演したり(「友達なら当たり前」)、ちょっと切れてイエローもらったり、と。
懐かしい。ポンテ氏は、懐かしいはまだ失礼か。

主審は佐藤隆治さん。

~ 20年のときを越えて 
 両チームとも開幕当初のJリーグに所属したチーム。当時は、明暗を分けていた。しかし、今は、両チームともにリーグを代表するチーム。
 今シーズンを戦う上でも負けられない思いは、試合開始早々から出る。原口が早々に放ったシュートは、原口のこの試合にかける思いを明らかにしている。
 鹿島も前半7分、小笠原のミドル。雨でスリッピィなグランドでは本当におもしろいシュート。ディフェンスにあたったボールを加藤がうまくはじいた。

 両チームとも積極的に攻め合う記念試合にふさわしい展開。
 多少の激しさもあるため、審判団は少し大変か。佐藤さんのポジショニングが少し悪い。

 鹿島のバランスと寄せがいい。エリア付近に入れられてもいい寄せで楽にフィニッシュにいかせていない。攻撃は試合開始当初と異なり、少し落ち着かせ気味。落ち着かせた展開はいつも通りか。浦和は、鹿島の寄せに苦しんで少し苦しい添加いだ。ボール柄区につなげないから、少し苦しいボールを入れざるを得なくなっている。
 浦和は、どうやって裏を突いて鹿島のディフェンスをずらせるかがポイントだろう。
 
 前半31分、フリーキックが抜けたボールを岩政がフリーであわせるが思いっきりふかしてしまった。
 前半30分ころから鹿島の時間帯だ。

 前半35分の浦和の攻撃はよかった。相手の裏・裏を突いての素早い展開。鹿島のディフェンスが対応するのに苦労していた。最後のフィニッシュがうまくいかずに点に結びつかないが、この攻撃を継続できれば鹿島のディフェンスを破れそうだ。

 お互い攻め合った前半。記念試合に恥じぬ展開。後半も期待したい。


~ 後半
 前半終了間際に宇賀神が足を負傷して、梅崎と交代。宇賀神の足の付き方が悪かっただけに心配だ。

 交代で入った梅崎が積極的に仕掛けるため、浦和の攻撃は活性化。
 他方、鹿島は、形が作れていない。浦和の玉際が前半に比して厳しくなっていることもあって、ボールがつなげない。

 後半12分、素早いプレーから大迫が抜けて1対1になるが、シュートは枠をとらえず。
 しかし、鹿島のセットプレーは、浦和の守備をうまくはずしている。ターゲットが多数いるだけに、どこに入るかわからないのもあるが、少し浦和のマークが甘い。フィニッシュの精度が悪いためゴールにつながっていないが、いつゴールが決まってもおかしくない。

 後半18分、野沢のシュートが決まった。曽ヶ端からのボールを浦和の選手のクリアが中途半端になると、それを拾った柴崎がサイドの野沢へ。野沢は、カバーにきた阿部のタイミングを外して中央へ。さらにフェイントをいれて左足を一閃。まさに野沢の個人技によるゴール。そして、一度のチャンスをものにする鹿島の勝負強さを見せたゴール。

 その後の子運半21分のコーナー、那須がニアであわせて、早々に振り出しに。那須のヘディングはドンピシャ。曽ヶ端とポストの狭い部分を抜けてのゴール。
 試合は大きく動き出した。
  
 24分、浦和は平川に代えてマルシオリシャルデス。攻撃に出た。

 後半30分、鹿島が立て続けにチャンスを迎える。ジュニーニョの個人技での突破、その後の野沢の直接ねらったフリーキックのいずれもはいらない。加藤の気持ちの入ったプレーがゴールを死守する。

 後半33分、梅崎のクロスに興梠が頭であわせるが、これはオフサイドでしょ。興梠は一人分出ていた。
 その前の梅崎がフリーであること、ディフェンスのポジションが興梠をフリーにしていたことは、問題だったとは思う。鹿島にとっては、嫌な形の得点にはなるが、判定は判定であり、ミスはミスなので、気持ちを切り替えて残りの時間を戦って欲しい。

 後半43分、フリーキックからのヘディングシュートは加藤が見事な反応ではじいた。
 セットプレーが得意な鹿島にとっては大きなチャンスだった。
 
 その直後、浦和のカウンター。原口が個人技で持ち込み、ミドルシュート。曽ヶ端がどうにかはじくが、梅崎が詰めてキーパーの上を越えるループで見事な追加点。これは文句なし。
 でも、鹿島にしてみると、1点を追う展開でなければ、ここまで無理はしていなかったということになるのだろう。
 

~ 試合を終えて
 勝ち越し点の判定は残念ではあったが、判定は判定。そして鹿島の守備も崩されていたのは事実。だから、この点にはこれ以上ふれるのはよそうと思う。
 試合自体は、両チームとも自分たちの特徴を出した素晴らしい試合だったと思う。こういった試合展開が増えれば、Jリーグの人気はよりあがるのだろうと思う。

 浦和は、積極的ないい攻めをしていたと思う。鹿島がもう少しサイドを突いていったらどうなっていただろうか。受けて隙を探し、一撃を決める鹿島のサッカーは浦和にとっては、対処しやすい相手にもなりうる。
 浦和は攻撃のカードは厚いが守備のカードが少し薄いのが気になる。3バックの穴、というよりも浦和板の3バックの穴は確実にある。昨年のカウンターサッカーから攻撃を重視したサッカーへの変化は確実に進んでいる。久しぶりに観たが、おもしろいサッカーをしていたと思う。
 昨年も同じことを言っていたような気がするが、難易度の高いことに挑戦しているので、どうやって継続できるようにするかだろう。あとはフィニッシュの精度をあげないといけない。ストライカーという意味では不在の状態なので、ネットを揺らすための工夫・努力をしなければいけない。

 鹿島は、判定に不満はあるだろうが、プレーに問題がなかったといえばそうではない。決めるべきところを決められずにいたツケは大きい。受けて隙をねらうことが多いだけに、ゴールが決められないと、逆に隙をつかれてしまうことがある。この試合は、そういった展開だった。
 経験豊富の選手が多いことは強みであるが、若さがもたらす勢いというのも得難い。流れにのれないのは、そういう影響もあるのかもしれない。次節はダヴィが出場停止。相手は不調の名古屋とはいえ、厳しい戦いになりそうだ。
 鹿島は、再び世代交代という言葉に直面する時期なのかもしれない。 
 
 
浦和レッズ 3 ー 1 鹿島アントラーズ63分 野沢拓也(鹿島)
66分 那須大亮(浦和)
78分 興梠慎三(浦和)
89分 梅崎司(浦和)


なかなか時間がとれなくて試合を見れなくて、結果を確認するだけになってしまっていましたが、やっぱり試合を観戦するのはいいですね。
 本業とのかねあいで昨年に引き続いて今年も大変そうですけど、できる限りは試合をみたいです。
2013.05.13 / コメント:: 1 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


勝利への思い ~大分トリニータ対浦和レッズ
カテゴリ: J1 / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
4年ぶりにJ1に復帰した大分トリニータは、J1復帰後初勝利をねらう。対するは15年ぶりに開幕2連勝をした浦和レッズ。17年ぶりの開幕3連勝を目指す。

この試合でどちらが勝利をつかむか。

主審は、山本雄大さん。30歳の国際主審。


~ 開始早々の嵐
 落ち着いた立ち上がりになるかとも思ったが、立ち上がりから両チームとも積極的なプレーが目立つ。

 木村からのクロスにフリーで高松があわせるが、これはバー。しかし、バーで跳ね返ったボールに丸谷がつめた。加藤ははじき出したように見えたが、ラインを割っていた。
 浦和は、今シーズン攻撃的になるだろうと思っていたが、そうなってくると課題は守備。木村も高松も丸谷もフリーだった。3バックの難しさである守備。早くも課題が浮き彫りになった格好だ。 
  
 と打ち終わらないうちに、キーパーと永田の低い位置でのパス回しにプレスをかけ、ボールを奪うと高松がゴールに流し込んだ。 
 大分が開始わずか5分で2得点。積極性が活きた2得点だった。
 浦和は、早々の失点で慌てたのか。加藤が大きくクリアすれば何でもないところだが、無理につなごうとしてしまった。

 8分、ロングボールに抜けた原口が飛び出したキーパーをかわし、無人のゴールに流し込み1点差。
 大分は、ロングボールに対する対応が開始早々も不安が残った処理だったが、このシーンも無理にジャンプしてクリアしようとした若狭の頭の上をボールが越えてしまい、決定機をつくってしまった。
 わずか8分で3点が入った。これで浦和は気持ち的にも落ち着くか。 
 逆に大分は守勢に回らないように気をつけないといけない。まだまだ時間は長い。


~ 気持ちはプレーに現れる
 大分は、開始早々の勢いが薄れた。2点目をとったことが大切に以降とする思いを生じさせ、1点返されたことで同点に追いつかれたくないという気持ちを生じさせたのだろう。高松と西が明らかに前線に孤立し、ラインはずるずると下がり、スペースを生んでいる。カウンターもあまりのぞめない。

 逆に浦和は、上向きな状態であり、ボールをよく回している。大分がボールをとってもラインの間があきすぎていてボールもまわせないため、あっさりと自分たちのボールにして攻撃を繰り返す。

 前半30分すぎると、すこし膠着気味に。浦和は攻撃が単調だから、相手に対処され始めている。きれいにやるだけではなく、時折別の発想を混ぜていかないと相手によまれてしまう。まずは、ペトロビッチ監督が指示しているというサイドチェンジか。中央でのパス回しばかりが目立つ。
 

~ 振り出しへ
 浦和の同点ゴールは、42分。
 柏木が左サイドで裏のスペースに出したボールを宇賀神がマイナス気味にセンターリング。原口がスルーしたところに詰めたのは阿部勇樹。阿部のダイレクトのミドルシュートがゴールに突き刺さった。

 浦和は、これでさらに気持ちは上向きになるだろう。あとは、今のようなプレーがどれだけできるかだ。
 大分はどうにか耐えていたが、とうとう同点に追いつかれてしまった。気持ちを切り替えて、開始早々のようなプレーができるか。
    

~ 後半 
 大分が後半7分、プレーオフで得点を決め、一躍大分の英雄になった林を投入する。攻撃にアクセントを入れようとしたのだろう。しかし、林のスピードを活かすようなプレーは見られない。 

 浦和の攻撃は相変わらず単調だ。青のブロックを越えることはできない。

 後半12分、高松のクロスは、ディフェンス・キーパーをこえ、後ろからつめてきた松本がフリーでシュートを放つが、枠にとばない。絶好機をものにできなかった。
 しかし、浦和は、簡単にフリーを作ってしまった。槙野のサイドだが、槙野は攻撃に力点をおいている。やはり昨シーズン同様、槙野の裏はねらい所のようだ。点を決められなかったのは、相手の決定力に助けられただけだ。  
 後半25分、裏を抜けた興ロギを倒したようにみえたシーンは、トラップした時点でのハンドを取ったようだ。
 後半28分、興ロギのゴール前フリーのシュートは枠の上に消えた。
 決定機が2度得点に至らなかった。

 試合は大分の丹野の好セーブもあり、そのまま終了した。
 両チームにとって、無念の引き分けだろう。  
 

~ 試合総括
 大分は、試合運びに課題が残った試合だった。得点をした後のプラン、失点をしたときのプランについて、意思統一がされていなかった。といっても、4年ぶりのJ1の舞台。勝ち点3が欲しい気持ちはわかるし、不安になる気持ちもわかる。
 勝ち点3をどれだけ早い時期でとれるか、が今後の大分を左右するだろう。あまり時間がかかり過ぎると自分たちに自信を失い、さらに悪い方向に向かいかねない。逆に早めに勝ち点3をとることができれば、昨年の鳥栖同様、上昇気流にのっていける可能性は十分にある。
 この時点であえて言うなれば、ディフェンスラインの安定だろう。ハイボール、ロングボールへの対応、スペースへの対応、いずれも不安が残る。守備が安定すれば、攻撃ももう少し安心して組み立てられるだろう。一生懸命やるのは当然であるが、落ち着いた対処ができるようになることが必要だ。

 浦和は、好守ともに課題がでた試合ではないだろうか。
 攻め込まれたときに、フリーの選手を作ってしまうのは昨年から継続中だ。昨年はカウンターに力点をおいていたが、この試合のように自分たちから攻めて行くという形に力点を置くならば、守備にかかる負担はより大きくなる。その中でどう失点を減らしていくか。広島時代のペトロビッチは、失点を重ねたことでタイトルに手が届かなかった。タレントがいる中でどう連係をとるかが課題だろう。
 攻撃は、バリエーションの広さをどう確保するかだ、。中央に偏った攻撃は、ブロックをつくられてしまうと簡単に対処されてしまう。左右に相手を振り回すこと、スペースを作り上げる動きをどうやっていくかを考えないと、研究されれば簡単に対処されてしまうだろう。
 

大分トリニータ 2 ー 2 浦和レッズ
3分 丸谷拓也(大分)
5分 高松大樹(大分)
8分 原口元気(浦和)
42分 阿部勇樹(浦和)
2013.03.16 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


前へ ~ 鹿島アントラーズ対ベガルタ仙台
カテゴリ: J1 / テーマ: Jリーグ / ジャンル: スポーツ
東日本大震災で被害を被った被災地をホームにする両チームの一戦。
第1節は、ともに引き分け。今シーズン初勝利を目指す。

主審は西村雄一さん。


~ 好守の切り替え早く
 押し込む鹿島、カウンターの仙台の構図。両チームとも積極性が目立つ。
 鹿島は、昨年と比較してボールがまわっている感じがする。ダヴィに目がいく分、大迫の自由度は増した。ジュニーニョの動きも活発になっている。

 仙台は、ボランチのけが人の多さが深刻だが、チーム力で埋めるスタイルは変わらない。 
 今日はロングボールが多い。守備に力をおいているようなので、中盤を省略してのカウンター狙いか。しかし、両フォワードに早くゴールが欲しいところだろう。ゴール前での怖さがあまり感じられないのが気になるところだが、点をとれば変わってくるだろう。

 先制は、鹿島がとった。
 ジュニーニョの突破からのシュートはバーに、跳ね返りを野沢がミドルシュートにいき、ディフェンスにあたってコースが変わったボールをダヴィが押し込んだ。林もどうにかかきだそうとしたが、鹿島の圧力の前にゴールをわたれた。
 ジュニーニョのテクニック、スピード、そして積極性からうまれたゴール。足に違和感を覚えるとはいえ、菅井を振りきり、見事な攻撃をみせた。
 

~ 怒濤の後半
 1点を追う仙台。
 開始早々、太田がペナルティエリア内でターンで持ち込み、角度があまりないところから、ボールをゴールに流し込んだ。開始早々の同点劇。
 しかし、喜びもつかの間。大迫にターンから左足でシュートを決めて、再び鹿島がリード。遅れてマークにつこうとした渡辺のマークが少し外れた隙を見逃さなかった。
 そのさらに1分後、再度からびボールをダヴィが流し込んで2点差。大迫から裏に走った野沢、野沢からの折り返しダヴィと流れたわけだが、仙台の守備が後手後手だった。
 
 後半22分、カウンターでの一閃。ヘベルチからのスルーパスにウイルソンが反応しキーパーとの1対1を落ち着いて決めた。
 再び1点差。仙台は、この勢いにのって再び同点に追いつくことはできるか。

 仙台は、その後もゴールを目指したが、フィニッシュに課題を残したまま、得点を奪えず、試合は鹿島の勝利で終わった。
 
~ 試合を終えて
 まだ2節が終了したばかりなので、こう、といえるものがあるわけではない。
 
 鹿島は、昨年に比べてのびのびとプレーしている印象が強い。ダヴィという点取り屋を獲得したことも大きいだろうが、チームとしてのプレーの幅が広がったという印象だ。前線でダヴィ、大迫、ジュニーニョが絡み、そこに野沢や柴崎がかかわる。相手にとって大きな脅威になるだろう。気のせいかサイドのあがりはあまりないような気がしなくもないが、バランスの問題もあるのだろう。今年の鹿島は、上位争いに食い込む予感がする。
 課題は、選手交代した後に起きた明らかな攻撃力のダウン。ジュニーニョの今日の怪我の状況も気にかかるところだが、年齢的にも年間をとおした活躍は難しいだろう。バックアップメンバーがどれだけ輝きを放てるか。今年加入の中村がチームにどうとけ込むかも関わってくるだろう。

 仙台は、少し不安かな。けが人が多く、この試合に強行出場した菅井も前半で退いた。あまり状態がよくないのだろう。
 同点後の守備で後手後手にまわっていたのも不安な点だ。誰もさぼらずプレーするのが仙台の真骨頂。さぼっているわけではないのだろうが、反応が遅れて相手について行けていない。初めてのACLを戦いながらで今の状態では、前半戦の苦戦は間違いないだろう。ひとつ言うならば、ボランチに鎌田を起用しているが、最終ラインはできるだけ安定させるためにも鎌田は最終ラインで起用した方がいいだろう。落ち着かせるところで落ち着かせなくてはいけない。
 

鹿島アントラーズ 3 ー 2 ベガルタ仙台
29分 ダヴィ(鹿島)
46分 太田吉彰(仙台)
47分 大迫勇也(鹿島)
48分 ダヴィ(鹿島)
67分 ウイルソン(仙台)
2013.03.10 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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弁護士やす

Author:弁護士やす
Jリーグ創設元年からJリーグの試合を追いかけています。弁護士の職業よりもJリーグ観戦歴は長い(笑)
サッカーだけでなく、法律がかかわる問題を簡単にご説明いたします。

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